不登校支援で大切にしていること 2022年11月5日
不登校経験の生徒や不登校状態の生徒を支援する時に気を付けていることがあります。
1、正直に話をすること
2、信頼関係を作ること
3、生徒本人と家族の意見を大切にすること
4、一般的な価値を押し付けないこと
5、信頼感ができた場合や支援期間が短い場合は積極的にかかわること
などなど、いくつかあります。
1と2は基本的なことですが、とても大切にしています。
3ですが、本人の意見はとても大切ですが、家族の意見も大切です。
多くの生徒が一人で生活していることはなく、保護者などの協力を得ながら生活しています。
進路もそうですが、高校に通うことも保護者さんの協力がいりますよね、なので、保護者の方、家族の方の意見も大切にしながら支援しています。
4、一般的な価値を押し付けないこと
これは、毎日学校に行くことが正しい!仕事は正社員になって定年まで勤めるのが素晴らしい!などの考えがあると思います。これが良いか悪いかはその人によって変わると思います。
生徒や家族が望む場合はそれでいいと思います。
しかし、毎日学校に行くことがつらく、行かなければならないとなると、下痢したり、嘔吐したり体調を崩す生徒もいます。その場合は、毎日学校に行くことが正しいという価値観を押し付けてはいけませんね。
その生徒、生徒によって価値観は変わりますし、家族によっても変わると思います。
私たちが支援をするときは、多くの価値観があってよく、生徒と家族の利益になるように支援するように努めています。
5、信頼感ができた場合や支援期間が短い場合は積極的にかかわること
時間は限りがあります。
いつまでもは支援ができませんので、今まで得た経験をもとに、具体的にアドバイスする時もあります。
この時は生徒や家族の状況と現実的な環境を考えながらアドバイスをしていきます。
未来高等学校熊本学習センター事務所ではこのようなことに気を付けながら支援しています。
具体的な支援内容や気になること、心配穴ことなどは遠慮なくお問い合わせください。