不登校生徒への工夫 2024年3月11日
未来高等学校熊本学習センターは1年間で12日程度、授業(スクーリング)があります。
不登校を経験した生徒もでも参加しやすいように、いくつか工夫をしています。
ひとつに、「発表がなく、先生がいきなりあてない」という工夫です。
学校に行くことが苦手な生徒には、発表が苦手な生徒、先生にあてられて、間違ったことを言うととてもはずうかしい気持ちになる生徒、あてられる事に精神的苦痛を感じる生徒など多くいます。
未来高等学校熊本学習センターでは、先生からいきなりあてる事や、順番で発表することなどのない授業です。
全部の科目で、統一しています。
これは、全部の科目の先生(全員の先生)が、発表が苦手な生徒への配慮をしています。
学校に行くことが苦手な生徒にも、授業を安心して受けて欲しいという考えです。
(※学校の内情に詳しい方には、びっくりされますが、すべての授業で統一できているのはなかなか珍しく、おそらく未来高等学校熊本学習センターのみと思います)
ただし、生徒本人が自分で手を上げて、先生に分からないところを聞くとは大丈夫ですよ。
ちょっとした工夫と思われる方もいるかもしれませんが、当事者からすると大きな問題かもしれません、少しで安心して授業をうけてもらえればと思います。