不登校の子でも移動を 2026年6月20日
不登校やひきこもりを経験されていると、移動が困難になることが多いです。
未来高等学校熊本学習センターは、移動の練習をする「同行支援」という、サービスがあります。
希望者のみ利用するサービスで、卒業要件にはなりません。
「同行支援」は自宅から駅やバス停に行って、電車やバスに使って移動する練習を、先生と一緒に行う練習です。
特別な治療とかリハビリとかではありません。
先生が一緒に歩いて行って、駅で切符の買い方などを教えて、実際に買ってみます。
それを改札に通して、ホームに行って、電社に乗り、目的の駅で降りる。
帰りも同じで、先生と一緒に移動します。自分で切符が買えそうなら、一人で買ってみます。
今は切符を買わずに、電子決済で電車に乗る場合もありますので、その利用方法も先生と一緒に学びます。
帰りも自宅や決められた場所まで先生が一緒に帰ります。
これを何回か行い、生徒一人で移動できるようになるのが目的です。
主に自宅から、授業の会場や未来高校熊本学習センター、病院までを練習することがいいですね。
段階を経ながら行う場合もあります。
具体的には、自宅からJR荒尾駅まで行き、電車でJR上熊本駅まで行き、そこから熊本市電を使い、授業会場の鶴屋まで行く場合、最初は先生と全部のルートを練習します。
少し慣れた来たら、自宅からJR上熊本駅までは生徒一人で行き、上熊本駅で先生と合流して、鶴屋まで行きます。
このように少しずつ、一人で移動できる範囲を増やす方法が多いです。
写真は実際に「同行支援」で電車を使い、授業会場への移動を練習している生徒です。
できる人には電車に乗ることなんか、とても簡単かもしれません。
しかし、生徒によってはとても負担が大きく、不安や焦りの中で練習をしている生徒もいます。
写真の生徒は数回、練習を頑張りました!
クマモンが映っているのが、授業会場です。
授業会場まで先生と一緒に来れて、ピースで写真が取れました(^^)/
ひとつの目標達成です。
簡単ではなかったですが、よく頑張りました。
未来高校の自慢の生徒の一人です。


ひとりで移動できるようになれば、進路の選択肢が増えます。
多くの経験を積むことや、福祉的なサービスを利用する幅も増えてきます。
未来高校熊本学習センターでは、生徒たちに偏差値が高い大学に入学さすることや給料がいい会社に就職させることは困難ですが、移動を練習して、将来の可能性を広げることはできます。
私たちの方ではこのような支援も行っています。